
Parameters & Features
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EAマニュアル(MQL5マーケット版)
AT_SYSTEMのEA共通の使い方・パラメータ解説
目次
はじめに
私が提供しているEAに共通する、使用方法とパラメータなどを解説します。
説明と画像はMT5のものです。MT4版も共通で、異なる点は個別に記載します。
機能やパラメータは、EAやバージョンによって、搭載の有無や表記が異なります。ご利用のEAに無い項目は読み飛ばしてください。
EAセット方法
- 任意のFX通貨ペアのチャートにEAをドラッグ&ドロップします。
- 自動でEAの通貨ペア・時間軸のチャートに切り替わります
(自動チャートセット機能)。 - ローソク足の配色が変わり、右側にパラメータの設定内容が表示されます。
(詳細は後述します。それ以外は、一般的なEAのセット方法と同じです)

セットできたかどうかは、ツールボックスの「エキスパート」タブのログでも確認できます。

EAセット時の「共有」タブ(MT4は「バージョン情報」タブ)に、簡易仕様が載っています。チャートのバー数は、そこに書かれた数字以上にしてください。

パラメータ・チャートコメント


以下、ブロックごとに解説します。
【 】内は、チャートコメントに表示される項目です。
1. 基本設定・複利設定


| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| Magic Number 【magic】 | EAの識別番号。EAごとに違う値にしてください。他のEAと重複すると、誤作動します。 |
| Fixed Lot 【lots】 | 単利で運用するときのロット。複利でSLが無い場合も、この値が使われます。 |
| Lot Calculation Mode 【met】 | 複利の設定。0 = 単利/固定、1 = 複利(残高)、2 = 複利(余剰証拠金) |
| Risk Percent 【risk】 | 複利運用時のリスク設定。選んだ基準(残高または余剰証拠金)に対する、最大SL損失の割合(%)です。 |
| Initial Balance | 複利運用を始めるときの残高。口座通貨で入力します。チャートコメントには表示されません。 |
| Lot Growth Rate 【ver】 | 資金の変動をロットに反映する割合を、0〜100で設定します。急な資金変動によるロットの急変を和らげられます。 |
複利モードの違い
- 残高:複数のEAのトレードが重なっても、余剰証拠金の増減でロットが変わりにくい計算方法です。ただし、余剰証拠金が少なくなる場合があります。
- 余剰証拠金:複数のEAのトレードが重なって余剰証拠金が大きく変わると、ロットの計算に影響します。反面、余剰証拠金が少なくても、それに応じて使えます。
Initial Balance は、運用を始めて何年後でも参照されます。ターミナルの再起動などでEAが止まっても、同じ条件でロットを計算し直せます。
バックテストの複利は、1USD=150JPYの仮計算で読み込みます。実際の運用とは、ロットがずれる場合があります。
複利に設定してもロットが Fixed Lot のままの場合は、エキスパートタブを参考に、計算に必要な通貨ペアを「気配値表示」に追加してください。計算できるようになる場合があります。
例:口座通貨が日本円でAUDCADを運用するとき、USDCADが気配値表示に無いと複利を計算できず、ロットは Fixed Lot のままになります。
複利の計算式
複利ロット = リスク金額 ÷ 1ロットあたりのSL損失
リスク金額 = 基準残高 × リスク利率(Risk Percent)
基準残高 = 期首残高(Initial Balance)+(現在資金 − 期首残高)× ロット変動率(Lot Growth Rate)
現在資金 = 現在の残高+クレジット、または現在の余剰証拠金
計算例:USDJPY、Lot Calculation Mode は余剰証拠金、Risk Percent 5%、Initial Balance 70万円、現在資金100万円、Lot Growth Rate 30%、SL210pips
{70万円 +(100万円 − 70万円)× 30%} × 5% ÷ 21万円 ≒ 0.188 → 0.18ロット(ロットステップ未満は切り捨て)
計算したロットがブローカーの最小ロットを下回るときは、最小ロットになります。その場合、リスクは設定より大きくなります。
2. フィルター・トレード制御


| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| Allowed Max Spread 【max】 | トレードを許可する、スプレッドの上限(pips)。図の枠内、上段左の8がこの値です。 |
| Allowed range from average spread 【adj】 | 内部で自動計測した平均スプレッド(チャートコメントの【avg】に表示)に、加算するpipsです。「平均+この値」を超えると、トレードを見送ります。平均が上下すると、許容されるスプレッドも緩やかに上下します。その上限を決めるのが、Allowed Max Spread です。 |
| Buy / Sell の TP・SL 【Buy TP,SL / Sell TP,SL】 | TPとSLを変更できるEAは、パラメータ欄に表示されます。単位は原則pips(1pips=10points)です。 |
| Stop new entries after loss Loss that triggers entry stop 【cooldown h,pips】 | 搭載しているEAのみ。1回の決済で、Loss that triggers entry stop(pips)以上の損失が出たとき、Stop new entries after loss(時間)の間、新規エントリーを禁止します。時間を0にすると無効です。詳細は搭載補助機能の5を参照してください。 |
| Operation Mode | 買いのみ、売りのみ、両方稼働、両方停止を、パラメータで切り替えられます。MT5でも同じ操作です。稼働しない側のTP・SLは、暗く表示されます。 |
| Allow hedging 【2way】 | true:両建てあり、false:両建てなし。EAごとに、初期値が異なります。ブローカーが両建てを禁止しているときに切り替えられるよう、原則、標準で備えています。 |
| Weekend carry-over 【weekend】 | true:持ち越しあり、false:持ち越しなし。EAごとに、初期値が異なります。falseにすると、金曜23時にポジションがあればクローズします。 |
| Triple swap stop control 【3xSwapTrade】 | 搭載しているEAのみ。スワップ3倍の曜日を内部で自動判定し、その日の日替わり直前あたりから、エントリーを見送ります。見送る時間帯は、EAによって異なります。 |
| Summertime 【DST】 | サマータイムの影響があるEAのみ。内部で自動判定し、チャートコメントに項目が加わります。 none:なし | American:米国式 | European:欧州・英国式 |
3. 補助機能


| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| Export trade info to CSV 【csv】 | エントリー、決済、TP/SL、注文失敗のそれぞれについて、スプレッド・ギャップ・スリッページ・レイテンシー・含み損益・スワップなどを、csvに出力します。詳細は後述します。 |
| Show P/L pips on chart 【pips】 | ターミナルにある取引履歴から、エントリーから決済までの線と獲得pipsを、チャートに表示します。 |
| Order Comment 【cmt】 | 入力したテキストが、注文時のコメント欄に表示されます。31文字を超えると、後ろから自動で切り詰められます。コメントが消えても、内部の既定のコメントが表示されます。 |
4. 買い売り・ロジック別パラメータ


| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| Enable Strategy1~ | 稼働:true / 非稼働:false |
| TP [pips] | 最大TPを変更できます。EAによっては、状況に応じて変わる値になります。 |
| SL [pips] | 最大SLです。EAによっては、状況に応じて変わる値になります。複利の計算に使われます。ロジックごとに複数のSLがある場合は、稼働するロジックの最大値で計算します。最大値は、EAをセットした直後の初期化時に、エキスパートタブに表示されます。 |
搭載補助機能
ヒューマンエラーによる不要な損失を防ぐために、操作ミスが起きにくいさまざまな補助機能を備えています。また検証サポート機能として、開発時に使用していたトレード詳細出力や、チャートにトレード履歴表示などの機能もそのまま搭載しています。
1. 自動チャートセット
FXの通貨チャートにEAをドラッグ&ドロップすると、自動で正しい通貨ペアと時間軸に切り替わり、右側にパラメータの設定が表示されます。バーなどの配色も変わります。
FX以外(暗号資産・指数など)は、シンボル名の後ろに付く文字がブローカーごとに異なります。そのため、正しいシンボルと時間軸のチャートを自分で開いてから、EAをセットしてください。
2. チャートコメント
パラメータなどの簡易情報を、チャートの右側に見やすく配置しています。間違えると事故につながる「マジックナンバー」と「ロット」は、色を変えて大きく表示します。
チャートを小さくして複数並べても表示できるよう、コンパクトにまとめ、優先度の高い項目を上にしています。通知コメントが長いときは、フォントが小さくなります。フォントは、文字化けを避けるため、既定のものです。

3. 状態エラーなどによるチャートの変化
稼働できない状態のときは、見てわかるように、状況に応じてチャートの表示が変わります。通信不通などで非稼働になると、マジックナンバーとロットを除いて、暗くなります。


ターミナルのアップデートなどでEAが外れた場合は、コメントが残り、右上のEA名が空欄になることがあります。暗くならないため、通常の稼働と見間違えやすいのでご注意ください。
4. 資金枯渇判定
証拠金不足のチェックは、以前から標準で備えています。ただ、SLまで余裕があるのに、少しの含み損にも耐えられない資金でエントリーしてしまうことがありました。
そこで、1回のSLに耐えられる資金が無い場合は、新規エントリーを見送り、警告を出すようにしています。警告が出たら、資金とロットを確認してください。


5. クールダウン
搭載しているEAのみの機能です。直前の決済が大きな損失だったとき、一定時間、新規エントリーを止める機能です。相場が急変したときの、連続したエントリー(オーバートレード)を抑えるために使います。
- Loss that triggers entry stop [pips]:対象にする損失の大きさ。
- Stop new entries after loss [0=off, hours]:新規エントリーを止める時間。0にすると、機能は無効になります。
クールダウン中は、チャートコメントの下部に、残り時間(時:分)をオレンジ色で表示します。


損失になったポジションの決済時刻から、時間を数えます。判定するのは、同じ通貨ペア・マジックナンバーの、直近の決済1件のみです。買いと売りの両方の新規エントリーが止まります。決済は、通常どおり行われます。
6. マジックナンバー重複アラート
同じMT4/MT5内で、マジックナンバーが重複したと思われる場合に、アラート画面が表示されます。

MT4/MT5のターミナルを閉じずにPCをシャットダウンすると、終了時の処理が行われず、重複していなくてもアラートが出ることがあります。そのほか、予期せず出る場合もあります。重複していなければ、無視してセットを続けて問題ありません。
7. GMT0ブローカーへの警告
GMT0のブローカーのうち、内部で定義している数社には、警告のアラートを表示します。それ以外のGMT0のブローカーは判定の対象外です。ご自身で判断してください。
対応するGMTは、「その他補足」のGMTを参照してください。
8. サマータイム自動制御
サマータイムの設定が必要なEAは、ブローカーごとに自動で判別します。セット時にエキスパートタブへ、次のいずれかが表示されます。
- No summertime
- American summertime
- European(UK) summertime
チャートコメントの下部にも表示されます。判定は、私が把握しているブローカーを基準にしています。それ以外のブローカーでは、判定が異なる場合があります。表示がご利用のブローカーと違う場合は、お知らせください。


9. スプレッド自動計測
平均スプレッドを自動で計算し、その平均に数pipsを足した値を、スプレッドフィルターの値として内部で設定します。セットするたびに、スプレッドを測って確認する手間が要りません。
- パラメータは、上限(Allowed Max Spread)と、平均からの幅(Allowed range from average spread)を設定します。
- バックテストでも動作します。TDSの変動スプレッドや、MT5の実ティックで、スプレッド関連パラメータを最適化できます。
- 平均は、サーバー0時台を除いて計測します。再起動せずに動かし続けると、最長で1か月分の平均になります。ターミナルの再起動と、月が変わったときに、蓄積データはリセットされます。
- チャートが止まっているときは、計測されません。
10. トレード履歴線・pips表示
トレード履歴を、チャートに視覚的に表示します。時間軸を変えても表示されます。不要なときは、パラメータでON/OFFを切り替えられます。エントリーから決済までの線と、獲得pipsを表示します。
MT4は、バックテストでも表示できます。MT5のバックテストは、ビジュアルモードのみで動作します。

11. テスター表示
バックテストのときに、年換算リカバリーファクター(YRF)を表示します。私が開発で参考にしている指標の一つです。
YRF = 損益 ÷ ドローダウン ÷ 年数
- MT4:バックテスト後の「操作履歴」タブに表示。最適化では、OnTester欄にも表示します。
- MT5:バックテスト後の「操作ログ」タブにYRFを表示。最適化の結果欄には、最大ドローダウンを表示します。




12. トレード情報記録(csv出力)
トレードしたときの情報を、csvファイルに記録できます。パラメータで切り替えてください。出力すると、処理は相応に重くなります。
| Ticket | Order Time | Hour | Minute | Day of Week | Order Type | Order Price | Fill Price | Allowed Spread(pips) | Average Spread(pips) | Fill Spread(pips) | Gap(pips) | Slippage(pips) | Latency(ms) | Runtime(ms) | Order Retries | Profit/Loss(pips) | Max Floating Profit(pips) | Max Floating Loss(pips) | Commission | Swap | Gross P/L | Net P/L | Hold Time | Lot Size | Symbol | Timeframe | EA Name | Version | Magic Number |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 2021.01.06 02:00:00 | 2 | 0 | Wed | Buy | 139.933 | 139.933 | 3.8 | 0.8 | 0.6 | 0.6 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 3 | 2021.01.06 06:25:00 | 6 | 25 | Wed | Sell | 139.926 | 139.926 | 3.9 | 0.9 | 0.7 | 0.0 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 3 | 2021.01.06 11:00:00 | 11 | 0 | Wed | Close | 140.1 | 140.1 | 3.9 | 0.9 | 0.7 | -0.7 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | -17.4 | 8.5 | -45.2 | 0.0 | 0.0 | -16.92 | -16.92 | 4:35:00 | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 2 | 2021.01.08 09:04:58 | 9 | 4 | Fri | TP | 141.099 | 141.099 | 3.9 | 0.9 | 0.9 | 0.0 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | 116.6 | 116.7 | -16.2 | 0.0 | 2.69 | 112.19 | 114.88 | 55:04:58 | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 6 | 2021.01.19 01:00:00 | 1 | 0 | Tue | Buy | 140.835 | 140.835 | 3.9 | 0.9 | 2.8 | 2.8 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 6 | 2021.01.20 10:34:59 | 10 | 34 | Wed | TP | 141.884 | 141.884 | 3.9 | 0.9 | 0.7 | 0.0 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | 104.9 | 106.3 | -5.4 | 0.0 | 0.67 | 101.06 | 101.73 | 33:34:59 | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 8 | 2021.01.21 01:10:00 | 1 | 10 | Thu | Sell | 141.456 | 141.456 | 3.9 | 0.9 | 2.1 | -0.1 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 8 | 2021.01.21 06:20:00 | 6 | 20 | Thu | Close | 141.561 | 141.561 | 3.9 | 0.9 | 1.1 | -1.1 | 0.0 | 0 | 0 | 1 | -10.5 | 0.4 | -26.7 | 0.0 | 0.0 | -10.15 | -10.15 | 5:10:00 | 0.1 | GBPJPY- | M5 | Murasame | 6.4 | 852431095 |
| 保管場所 | 運用時:MQL4 または MQL5 フォルダ内の Files バックテスト時(MT4):MT4のデータフォルダ内の tester\files バックテスト時(MT5):テスター専用のフォルダ内の MQL5\Files(例:MetaQuotes\Tester\(ID)\Agent-127.0.0.1-(ポート番号)\MQL5\Files) |
|---|---|
| ファイル名 | EA名_口座番号_TradeLog.csv(MT4/MT5共通。EAごとに別ファイル) |
| 区切り | タブ区切り |
| 項目 | 注文番号/注文時間/時刻/分/曜日/取引種別/注文価格/約定価格/許容スプレッド(pips)/平均スプレッド(pips)/約定スプレッド(pips)/ギャップ(pips)/スリッページ(pips)/レイテンシー(ms)/ランタイム(ms)/注文リピート数/損益(pips)/最大含み益(pips)/最大含み損(pips)/手数料/スワップ/損益額(粗利)/損益額(純利)/保有時間/数量/通貨ペア/時間軸/EA名/バージョン/マジックナンバー |
- MT4のデータフォルダは、メニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」で開けます。
- MT5のテスター専用フォルダは、IDとポート番号が環境で変わります。見つからないときは、MetaQuotes\Tester フォルダ内を _TradeLog.csv で検索してください。
- 取引種別は、buy/sell/Close/TP/SL に分けて計測されます。
- TP/SLは、二重に数えられる場合があります。
標準ロジック・技術
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| サーバー0時台の新規エントリー禁止 | スプレッドが広がりやすい0時台は、原則エントリーしません。決済は、ロジックによって、行うものと行わないものがあります。 |
| 決済スプレッドフィルター | 朝方にスプレッドが広がっているときに決済されにくいよう、決済にもスプレッドフィルターを備えています。ただし、SLにかかるときは制御できず、無効です。ロジックの特性上、備えていないEAもあります。 |
| ギャップフィルター | 1本前の終値と現在価格の差が一定以上のとき、エントリーしません。値はEAごとに設定しています。1本前の終値で判定するロジックが多く、執行価格が離れると不利になるため、それを抑えるのが目的です。価格が飛んで約定するトラブルの防止にも役立ちます。決済には働きません。トレード時のギャップは、csv出力で確認できます。 |
| 値飛び約定の防止 | エントリー直後に価格が飛んでSLにかかる事例が、過去にありました。異常な価格が出ているときに起きたと思われます。スプレッドフィルターや、SLを置くタイミング、スリッページの設定では防げませんでした。防げる可能性のある方法を、搭載できるすべてのEAに標準で備えています。 |
| 年末年始の制御 | 12月20日あたり(EAにより異なります)から、翌年1月3日までは、新規エントリーをせず、決済のみ行います。期間中にポジションを早く決済したいときは、手動で行ってください。 |
| 証拠金不足・取引許可のチェック | 証拠金が足りないロットや、MT4/MT5で取引が許可されていない状態での発注を防ぎます。注文エラーで、無駄な通信をサーバーに送り続けることを避けられます。 |
| AMPAC (Anti Miss Positioning Auto Control) | 約定力を高める、独自開発の技術です。MT4/MT5では、レートの配信が通信で遅れたり、EAの処理が混み合ったりして、注文が飛ばされることがあります。それを補う、独自のリピート注文と軽量化で、約定力を高めています。 |
| マグネットコーディング | MT4用に独自開発した、実運用で正しく動かすためのコーディング技術です。MT4は、コードどおりに動かないことがあり、バックテストでは動くフィルターが、実運用では効かないことがあります。それを避ける方法の一つです。完全ではなく、誤差が出る場合もありますが、2024年以前の制作より、同じ期間のバックテストと実運用の誤差は小さくなる傾向です。 |
その他補足
GMT
私のEAは日足を多用するため、冬GMT+2/夏GMT+3で、日足が5本のブローカーでしか使えません。それ以外のGMTでは日足が6本になり、日足と4時間足の計算が変わってしまい、成立しません。
チャートの表示バー数
ほとんどのEAは、1000本以上が必要です。EAセット時の「共有」タブ(MT4は「バージョン情報」タブ)にある簡易仕様に、必要なバー数が書かれています。それ以上に設定してください。
週末のセット
週末はチャートが動いていないため、MT5でEAをセットしてもチャートコメントが表示されないことがあります。その場合は、もう一度パラメータ画面で「OK」を押すと、表示されることがあります。
ご注意・免責事項
- 各機能は、EAやバージョンにより、搭載していない場合や、表現が異なる場合があります。
- 補助機能とチャートコメントは、あくまで補助です。正確な動作を保証するものではありません。
- 万全を期していますが、不具合が見つかる場合があります。その際は、MQL5の各EAページのコメント、または私宛ての個人メッセージでお知らせいただけると幸いです。